運動で腸ストレスを軽減し腸を健康に
運動で腸ストレスを軽減し腸を健康に
近年は、日本人の腸が大きなストレスにさらされている傾向にあるようです。日本人には珍しかった大腸がんの罹患率が、1980年頃から高くなっています。花粉症や食物アレルギー、喘息等の免疫疾患も増加していますが、腸ストレスで腸内の免疫のバランスが崩れたことが要因になっているようです。
ストレスと腸には深い関係があるのですが、現代社会は受験や就職活動、職場の人間関係、家族関係までもが、精神的ストレスにさらされることが多い社会なのです。消化管がちょっとした刺激に過敏に反応することを消化管知覚過敏といいますが、腸の知覚過敏はストレスで悪化します。ストレスによって下痢をおこしたり、便秘になるのは、腸の知覚過敏が悪化している為といえます。
また、働き盛りの人の多くは運動不足におちいっています。その証拠に男性の肥満率は20代以降のあらゆる年代で増加しています。運動は腸の働きを活発にし、消化吸収を高める働きをサポートしますが、現代人の多くは一日中パソコンの前に座っているような生活で、ほとんど運動をしないという人が多いのです。このような運動不足な生活も、腸の病気が増える一因といえます。
中高年以降に増えるメタボリックシンドロームは脳血管障害や、心臓病、大腸がんのリスクを高めることが指摘されています。健康のために運動を生活習慣に取り入れていくことはとても重要なことです。有酸素運動の代表であるウォーキングは腸の働きを活発にします。そして血液の循環がよくなり、新陳代謝も促し、リラックス効果によって副交感神経が優位になるのです。腸ストレスにさらされる現代、腸の働きが高まるウォーキングを一日30分、毎日の生活に取り入れ、ストレスを貯めないことはもちろん、乱れたライフスタイルを出来るだけ規則正しいリズムの生活に変えていくことが、腸の健康のために必要です。
1日25グラム以上の食物繊維を意識して摂取することも念頭に入れ、腸を健康にすることによって、脳も体も元気になれるのです。